宮崎病院

第16回 院内研究発表会

第16回 院内研究発表会

2023年12月7日、毎年恒例「院内研究発表会」をWebexを使用したハイブリッド形式(院内発表+オンライン参加)で開催しました。
院内研究発表会とは各部署の日々の業務への取り組みを研究し発表する恒例行事です。今年は各部署より6演題が発表されました。
どの演題も興味深いものであり、各部門の専門性を活かした研究発表で、幅広い内容となっていました。発表後に質疑応答が行われ、会場内では活発な議論が交わされました。
また、今回は『理事長賞』として、診療放射線室発表の「当施設の胸部単純x線検査における同日再撮影の検討」が表彰されました。
これは宮崎総合健診センターで胸部x線検査を受けた受診者を対象に、撮影直後の読影とニップルマーク等による再撮影が、偽陽性件数の低減と要精検率の低下につながった結果を研究発表したものでした。
宮崎理事長は「シンプルな方法と努力から、受診者の被ばくの低減に繋げられたことと、不要な二次検査による受診者の負担を防ぐ事ができたことを評価したい」と理事長賞の理由を述べました。
これからもこの取り組みを続け、他職種間で情報を共有し業務の円滑化、連携の強化をはかり、より患者さまに満足いただける病院づくりを目指していきたいと思います。


【演題プログラム】

1.骨粗しょう症性椎体骨折の諸問題と診断、治療について

医局 整形外科医師

2.当施設の胸部単純X線検査における当日再撮影の検討

診療放射線室 診療放射線技師

3.脳卒中により上肢麻痺を呈した患者に対して 病棟実施型CI療法アプローチの経験

回復期リハビリ室 作業療法士

4.医師事務作業補助者による医師の負担軽減について

医師事務作業補助室 医師事務作業補助者

5.コロナ下の在宅看取りを通して

看護部 訪問看護ステーション 看護師

6.インカムとタブレットを用いた業務の改革

通所リハビリ 介護福祉士