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腎臓内科(人工透析)

はじめに・・・

 近年、様々な病態の腎臓疾患を分かりやすく、「尿蛋白陽性など腎疾患の存在を示す所見」もしくは「腎臓機能低下が3ヶ月以上続く状態」を認めるのを“慢性腎臓病”と定義し、慢性腎臓病対策を進める取り組みが全世界的に進んでいます。わが国でも推定で約1,300万人以上の慢性腎臓病患者がいるといわれています。また、慢性腎不全に至り透析を受ける総患者数は26万に(国民約500人に1人)を超え、患者数は毎年1万人前後増え続けています。さらに慢性腎臓病があると心血管疾患の発症率が高くなることも明らかにされ、“メタボリックシンドローム”と同様に注目されるようになりました。慢性透析患者数・心血管疾患患者数減少のためには、慢性腎臓病を早期発見し現在の治療を十分活用することが重要と考えられます。

当院での取り組みは・・・

 慢性腎臓病は様々な疾病が原因となりますが、実際の治療では患者さん一人ひとりの身体的・社会的な問題点を把握し、自分にあったきめ細やかな食事療法・薬物療法を根気よく続ける必要があります。また、長期的には合併症や治療薬の副作用を来すこともあり、腎臓だけではなく全身に対応できるような診療体制が望まれます。このような背景から検診から透析医療まで対応できるような医療連携システム作りが全国で始まっていますが、当院では既に集団検診から慢性腎臓病が進行した際必要となる透析医療まで提供できる体制を取っています。特に当院の透析施設ではさまざまな身体的障害を持つ患者さんにも対応し、より質の高い透析治療を提供できるように配慮しています。さらに脳神経外科だけでなく呼吸器科・消化器科・循環器科・泌尿器科など他科の医師も多く常勤し、自宅復帰のためのリハビリ・介護支援などのサービス体制を強化しています。

人工透析について・・・

 平成20年4月に当院新館5階に開設した透析施設は脳卒中などの後遺症(身体的障害)を持つ患者にも負担のない広いベッド間隔を取り、自然光を取り入れゆったりとした空間で治療が受けられる部屋にしています。透析ユニットは県下でも始めて導入される透析機器を採用し、透析で最も重要な純水(きれいな水)にこだわった透析を提供できるようにしました。高齢化は透析患者にも認められ、今後は透析合併症の予防だけではなく高齢に伴う身体機能の低下にも対応していかなければなりません。慢性腎臓病が進行して透析医療が必要となったときでも、出来る限り自宅で安心して充実した日常生活を過せるようにリハビリ・介護支援などのサービスだけでなく、万が一の合併症にも対応できる入院施設も整えています。慢性透析患者さんが快適に治療を受け、社会復帰し充実した毎日が過ごせるような体制を整えていく努力をしています。

[当院の人工透析の特徴]

リラックスした雰囲気での透析治療
快適に治療時間が過ごせるような環境づくりを心がけています。

細心のメンテナンス
臨床工学技士のもと、医療機器のメンテナンスには
細心の注意を払い、安定した透析治療を受けていただきます。


安心できる合併症への取り組み
透析を受けられる患者様に多く見られる合併症(脳血管疾患、心血管疾患、消化器疾患・呼吸器系疾患)などにも対応できる診療科が整っています。

入院(透析)への対応
体調がすぐれない時などにも、すぐに対応できる入院設備を整えています。

社会復帰へのサポート
通所・リハビリ施設を充実させています。
就業可能な時間での夜間透析を行っています。

[人工透析の診療時間]

担当医/宮崎 雅也

 
午前
8:30〜13:00
午後
13:00〜17:30
夜間
17:30〜23:00
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