外科

医師紹介

外科 林 訑欽 林 訑欽

・日本外科学会 専門医
・日本消化器外科学会 認定医
・日本消化器内視鏡学会 専門医
・日本消化器病学会 専門医
・日本麻酔科学会 認定医
外科 渥美 智晶 渥美 智晶

・日本救急医学会 専門医

外科 概要

 当院の一般外科は 日本外科学会専門医・日本救急医学会専門医が担当しております。
 外科外来とは別に、日中の救急車搬入されるほぼ全ての患者様を担当しておりますので「救急外科」の色合いが強いです。
 当院の特色である脳神経外科疾患の初期対応はもとより、ちょっとした切り傷から転落や交通事故による重症外傷、その他急性虫垂炎に代表される、いわゆる腹痛全般まで対応しています。

急性の腹痛について

 腹痛は誰でも一度は経験したことのある症状ですが、急にひどい腹痛が起こった時にどうすればよいのか、どの病院にかかったらよいのか分からないことがしばしばあります。
 ひどい腹痛を示す病気を挙げてみますと、
・急性虫垂炎  ・大腸憩室炎  ・胃十二指腸潰瘍の穿孔  ・急性膵炎
・胆嚢炎、胆石症  ・腸閉塞  ・腸重積  ・ヘルニアの嵌頓  ・大動脈解離
・急性付属器炎、卵巣嚢腫の茎捻転、子宮外妊娠などの婦人科疾患
・尿管結石、副睾丸炎、精巣捻転などの泌尿器科疾患
・腹部外傷による腹腔内出血や腸管穿孔
 ・・・などいろいろな病気があります。

一刻を争う緊急手術を要するものや、できるだけ保存的な治療を行うもの、あるいは泌尿器科や婦人科の病気もあります。
 このような場合に、私たちの「一般外科」にはずいぶん昔から『急性腹症』という考え方があります。それは、この腹痛を起こしている状態が、緊急手術を要するものかどうかを念頭に入れて診断と治療を同時に進めていくというものです。
 必ずしも私たちが全て手術し、治療するわけではありませんが、すばやく診断して、必要なら適切な診療科に紹介します。例えば大動脈解離はすぐに心臓循環器外科で手術をしなければなりませんし、婦人科の病気は婦人科にお願いするのが適切でしょう。しかし最初から一般の患者様にはこの腹痛が循環器外科の病気や婦人科の病気だとは分かりません。
 このような場合には私たち『(一般)外科』で受診してください。詳しい問診・診察に加えて、血液生化学検査やCT、内視鏡などいろいろな診断器械を使って診断し適切な治療を行います。

治療内容

「湿潤療法」
 例えば、日曜大工で指を挟んだ、料理で指を切ってしまった、運動中に転倒して肘や膝を擦りむいた・・・
こういった怪我の治療(創傷治療)に対して、最新の湿潤治療を行っております。具体的には傷に応じた洗浄・縫合や破傷風予防などの外科処置の上、最適な被覆材を選択・駆使して治療をしています。
 従来法の(イソジン)消毒処置で痛い思いをしたことがありませんか?
湿潤療法は治癒過程のキズを痛めること無く、かつ患者様の痛みが非常に少ない方法です。ご自宅のケアも可能であり、しかも従来よりも早く直すことが出来るため、通院の負担も減り大変喜ばれております。

「癌治療」
 消化器内科と連携して進行胃癌・大腸癌の手術を行っております。  定期的外科手術を行い、退院後に必要な患者様に対して、外来で抗がん剤投与を行っております。  その他、肝腫瘍に対するラジオ波焼灼も行っております。

「一般外科手術」
 大都市では日帰り手術のニーズが高いため、日帰り手術センターが併設されている病院もございます。当院では日帰り手術を行っておりませんが、体に無理がかからず痛みの少ない低侵襲手術を積極的に導入しております。
 短期滞在手術は、傷が小さい、痛みが少ない、医療費が安い、仕事を休まなくて良い、お年寄りでも入院の不安が少ないなど、良い点がたくさんあります。
 現在、手術対象になる病気は広範にわたりますが、痔(ぢ)、鼠径ヘルニア(脱腸)、甲状腺のしこり、胆石/胆嚢ポリープ、下肢静脈瘤(足の血管のボコボコ)等が挙げられるでしょう。

例を挙げると・・・
 「胆のう結石症」に対する腹腔鏡手術を行っております。
日本では1990年から始まった手術です。小さな4つの傷で手術を行うため、傷が目立たないだけでなく、手術後の痛みが少なく、採血データ確認後、手術翌日から食事・歩行が可能となります。リハビリ状況により早期退院が可能です。

腹腔鏡下胆嚢摘出術 腹腔鏡 腹腔鏡下胆嚢摘出術 腹腔鏡下術中胆道造影


 「内痔核」に対してはPPH法という最新の痔核根治手術法を導入しております。
1993年にイタリアのロンゴ医師により開発された手術です。
 元来痔の手術は、手術後痛い、1~2週間の入院が当たり前、診察を受けるのが恥ずかしいなど、簡単に手術に踏み切れるものではありませんでした。しかしながら、新しい手術PPH法は、痛くない、日帰りできるといった、痔の手術に革命をもたらしました。ちょうど10年程前からおなかを大きく切って行う開腹胆嚢摘出術が、カメラを使って小さな傷で手術をする腹腔鏡下胆嚢摘出術に取って代わられたように、痔の手術も日進月歩です。

PPH法 PPH法

 いずれも日帰り手術センターで手術研鑽を積んだノウハウがあり、治療に反映しております。
 但し、一人一人の状態にあわせた手術適応があり、全ての方が腹腔鏡やPPHが施行可能というわけではありません。
 当院の一般外科では、腹部救急(消化管穿孔・ヘルニア嵌頓・急性虫垂炎・経皮経肝胆嚢(胆管)ドレナージなど)の他、幅広く手術を行っております。いつでもご相談下さい。

治療(手術)実績

H20年「一般外科」手術実績
  件数
胃切除術 3
結腸切除術 11
胆のう摘出術 4
鼡径ヘルニア根治術 8
痔核切除術 3
虫垂切除術 3
ストリッピング術 1
その他 8
合計 41

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