消化器内科(内視鏡)
動画紹介
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医師紹介
![]() | 院長 宿輪 三郎 ・日本消化器病学会認定専門医 ・日本消化器内視鏡学会認定専門医 ・日本内科学会認定医 |
消化器内科(内視鏡) 概要
消化器内科では 食道、胃、大腸、小腸などの消化管疾患を扱っています。
ヒトに優しい内視鏡検査を実施しています

内視鏡検査は消化管(食道・胃・小腸・大腸)の癌の診断において最も有用な検査です。
消化管の癌は2cm以下であれば例外的な場合を除き、転移のない粘膜内癌であり、内視鏡的に治すことが可能です。
しかし、一般に行われている内視鏡検査は苦痛を伴う場合が多く、患者様の検査を受けようとする気持ちを減退させます。このため内視鏡治療可能な早期癌の発見を遅らせることになります。
当院では、苦痛の少ない楽な経鼻内視鏡検査(写真B)や麻酔下の内視鏡検査を行うことを推奨しております。
高性能ハイビジョン内視鏡、カプセル内視鏡、高性能3D-CTを用いての高度な診断を実施しています

高性能ハイビジョン内視鏡は従来の内視鏡より画質が優れており正確な診断が可能です。さらに高性能ハイビジョン内視鏡には病変を拡大し質的な診断が有用な特殊光(NBI、自家蛍光内視鏡)を用いた診断機能を有しています。高性能ハイビジョン内視鏡検査は精密検査ですので麻酔下の検査をおすすめします。
カプセル内視鏡検査は現在、小腸の内視鏡検査のために導入しておりますが、大腸が観察可能なカプセル内視鏡の開発が進められており、2~3年後には大腸観察用のカプセル内視鏡を導入したいと考えております。
高性能3D-CTは通常のCT検査画像に加え、臓器の3次元構造、血管造影、透視などの画像が得られる優れたCTで、迅速かつ高度な診断が可能です。
外科治療に代わる新しい内視鏡治療を実施しています

消化管の早期癌の治療は粘膜剥離術(EMR)という内視鏡治療で行われてきましたが、再発率が30%と高く外科手術に匹敵する治療成績を修めることはできませんでした。このためEMRに代わる新しい内視鏡治療として内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が開発され、治療成績は著しく向上しました。
さらに従来外科的適応であった病変への適応拡大が進み、その75%程度が内視鏡的治療で治癒できるようになりました。
九州地区のESDのさきがけの一人として私自身その普及と教育に努力してまいりました。当院でも2008年8月よりESDを開始し、偶発症なく良好な成績を修めております。
専門医による迅速な診断と治療が可能です
当院は、大規模医療施設にはない機動性のある病院を目指しています。大規模医療施設で1~2週間かかる検査が、当院では1~2日で可能です。
また、当院では、専門医と指導医により内視鏡治療が行われており、大腸ポリープは1泊2日、早期癌のESD治療は6泊7日の入院で治療が可能です。
お仕事で多忙な方や診断を急がれる方のニーズに対応できると考えます。
症状チェック (このような症状の時はご相談下さい)
- 胸やけ、胃のもたれ、むかつき
- のどのつかえ
- 吐き気、嘔吐
- 胃痛、腹痛
- 下痢や便秘
- 食欲不振、膨満感
- 下血 など
内視鏡を用いた治療
検査でがんやポリープなどが発見され、内視鏡による治療が可能と判断された場合は、内視鏡的ポリープ切除術や粘膜下層切開剥離術などと呼ばれる方法で治療を行うことができます。
1.内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
内視鏡検査でポリープが発見された場合、そのポリープが将来癌化する可能性があるか否かの診断が行われます。
ポリープは大きく分けて、がんとは関係ない過形成性ポリープと、主にがんの芽といわれる腺腫性ポリープに分かれます。
癌化する可能性がある腺腫性ポリープはポリープ切除の対象となります。
また、腺腫性ポリープでなくても徐々に大きくなれば、出血を起したりなかには癌が潜んでいることもある為、切除する事が望ましくなります。
以前までは外科的な手術が必要でしたが、現在では内視鏡を用いてのポリープ切除が可能となりました。
【ポリペクトミーの手法】
| ① | ② | ③ | ||
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| ループ状の電気メスを開きポリープにかぶせます。 | 取り残しのないことを確認しながらさらに縮めて、ポリープの全辺縁を絞厄していきます。 | 電気メスをしっかり絞厄し、ポリープをスネアで軽く持ち上げて通電を行い切除となります。 痛みは感じません。 | ||
| ④ | ||||
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| ポリープ切除完了です。 この後、切除後を観察し、問題がなければ終了となります。 |
このように、このように細心の注意を払いながらポリープの切除を行っています。
内視鏡を用いた病変の切除には、この方法のほか生食水を粘膜下層に打ち込むEMRや、大きな病変を切除することができるESDなどがあり、症例によって手技を使い分けています。
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2.内視鏡的ポリープ切除術(EMR)
通常のポリペクトミーではスネアで絞厄しにくい病変をつかむときや、確実に取りきるために大きく切除する際に穿孔(消化管に穴が開いてしまうこと)を防ぐため、病変と筋層の間の粘膜下層へ生理食塩水などを注入し持ち上げて人工的に隆起を形成し、切除する手技です。
粘膜下層に生理食塩液の層があるため、大きく切除しても、安全な方法となります。
腺腫性ポリープや転移病巣がないと推定される早期癌が対象となります。
【EMRの手法】
| ① | ② |
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| 病変の存在を内視鏡下に確認しインジゴカルミン(食道ではルゴール)を散布して、病変の形状・性状や正常粘膜との境界がどこまで及んでいるのかなどを観察します。 | 病変の下層へ局注用の針を刺します。 |
| ③ | ④ |
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| 病変と筋層の間の粘膜下層へ生理食塩水を注入し病変を持ち上げます。 | ループ状の電気メスをポリープにかぶせていきます。 |
| ⑤ | ⑥ |
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| 電気メスを徐々に縮めて、取り残しのないように電気メスを縮め絞厄する。 | 火傷を最小限に抑えるため電気メスをしっかり絞厄し、ポリープをスネアで軽く持ち上げて通電を行い切除となります。 痛みは感じません。 |
| ⑦ | |
![]() | ポリープ切除完了です。 この後、取り残しはないか、出血はないか、切除の深さはどの程度かなどを観察し、問題がなければ終了となります。 |
このように、このように細心の注意を払いながらポリープの切除を行っています。
内視鏡を用いた病変の切除には、この方法のほか大腸の腺腫性ポリープを対象とした大腸ポリープ切除や、大きな病変を切除することができるESDなどがあり、症例によって手技を使い分けています。
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3.内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
当院では最新の食道,胃,大腸がんの内視鏡治療法としてESDという治療法を取り入れています。
従来の内視鏡治療法では、ある程度の大きさの早期がんまでしか、1つのブロックとして切除できませんでした。
ESDという手技を用いることにより、従来の手法ではとりきれずに手術になっていた、範囲の広い早期ガンを安全かつ1つのブロックとして切除できるようになり、より正確な病理診断が可能になりました。
できるだけ少ない侵襲で根治効果を得ることが、内視鏡的治療の目的です。
ESDの適応基準は、大きくても浸潤が粘膜層にとどまっている早期癌で、転移病巣がないと推定されるものがESDの適応となります。
一般的に粘膜層までの早期ガンは転移はほとんどないとされています。
また、小さくても粘膜下層以深に浸潤が及ぶものは適応外となり、基本的には外科的手術の適応となります。
ただし、早期のガンでもESDの切除適応外のものもありますので、詳しくは主治医とご相談下さい。
【ESDの手法】
![]() | ①病変の観察 色素をかけて腫瘍部分を強調します。 |
![]() | ②マーキング 腫瘍を確実に切り取るために、腫瘍の周りに切所範囲のマーキングをします。 |
![]() | ③局注 イラストでは分かりやすいように腫瘍部を断面図で示しています。 まず、腫瘍周囲の粘膜下層に生理食塩水などを注入し浮き上がらせます。 ※粘膜下層に注入することにより筋層までメスの刃が入らないようになり、安全に粘膜切除を行うことができます。 |
![]() | ④プレカット マーキングした部分よりも外側に穴をあけます。 |
![]() | ⑤全周切開 プレカットした穴から、マーキングした部分を取り残さないように周囲をカットしていきます。 全周をカットすることで一括で切除する範囲の決定となります。 |
![]() | ⑥局注 腫瘍を切除していくため腫瘍の下に生理食塩水などを注入し浮き上がらせます。 |
![]() | ⑦主要部分の切除(トリミング) 腫瘍部分を削いでいくような状態で切っていきます。 |
![]() | ⑧切除完了 切除完了です。 この後、取り残しはないか、出血はないか、等を観察し、問題がなければ終了となります。 |
治療後から2週間は病変を切除することにより胃に人工的な潰瘍が形成されるため、食事の制限、禁酒、タバコの制限、激しい運動の制限など 若干の生活制限があります。
その後は 生活制限はありません。ただし、治療内視鏡後の定期的検査は必ず行って下さい。
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4.内視鏡的止血術(クリップ法)
消化管出血を内視鏡で止血することにより、大量出血の場合は出血によるショックを防ぎ、救命を行うことができます。
また、緊急手術を避け、身体的負担を軽くし入院期間を短くしすることによって社会復帰も早くなります。
軽症の出血であっても早期に止血し,再出血の危険を少なくできます。また、出血していない場合でも今後出血の予想される露出血管がある場合は予防的に行う場合もあります。
| 1.局注法 | 2.熱凝固法 | 3.機械法 | 4.薬剤散布法 |
| 1)高張Naエビネフリン(HSE)法 | 1)レーザー法(Nd-YAG,Diode) | 1)クリップ法 | 1)トロンビン |
| 2)純エタノール法 | 2)高周波法 | 2)バルーン法 | 2)スクラルフェート |
| 3)エトキシスクレロール法 | 3)ヒータープロープ法 | 3)結紫法(留置スネア、EVLなど) | 3)フィプリン糊 |
| 4)シアノアクリレート | 4)マイクロ波法 | 4)アルギン酸ナトリウム | |
| 5)フィプリン接着剤 | 5)ArgonPlasmaCoagulation(APC) |
- 局注法
出血病変周囲に止血効果のある薬剤を打ち込む(局注)ことにより止血を行います。
- 熱凝固法
高周波電流を処置具や電気を通すガスなどを介し通電させることにより熱エネルギーを発生させ、組織が熱で凝固壊死を起こします。これにより出血の血管を潰し止血を行います。
- 機械法
小型クリップにより,露出血管を周囲粘膜とともに捕捉したり、わっかで出血口を結紮したり、風船(バルーン)で圧迫したりすることで止血する機械的圧迫や把持の方法です。
- 薬剤散布法
消化管表面への止血効果のある薬剤の散布、あるいは噴霧が行われます。広い粘膜面からのびまん性出血や他の内視鏡止血法の補助ないし併用療法として用いられています。
各止血法にはそれぞれ長所短所があり、これらをよく把握したうえで、内視鏡所見を考慮して適切な止血法を単独ないし併用して選択しています。
当院でももちろん出血の状態や原因で止血法は選択していますが、その中でも最も使用頻度の高い、機械法であるクリップ法の手技について簡単に説明します。
小型クリップにより、露出血管そのものを周囲粘膜とともに捕捉・結紮することで止血する機械的圧迫把持の方法です。組織侵襲が極めて少なく止血効果が確実です。
止血治療後は絶飲食、絶対安静、止血剤や胃酸を抑える薬の経口投与、もしくは経静脈的(点滴)投与などが行われます。
再出血があれば緊急内視鏡検査をただちに行います。また再出血がなくても、止血処置後数時間後~後日再度内視鏡検査を行い、露出血管の有無を確認します。
食事の開始は露出血管の消失を確認した時点で流動食から経口摂取を開始となります。
医師のアドバイスに従い、食事、力仕事、遠出、アルコール、入浴、タバコ、などの制限を守るようにしましょう。
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診断システム
- ハイビジョン内視鏡(経鼻内視鏡カメラ、拡大内視鏡カメラ)
- カプセル内視鏡
- 高性能3D-CT(64列128スライスCT)































